こんにちは。ヒロです。
猫の食事管理について調べていると、
「猫の食事回数は多いほうがいいの?」
「猫の食事量はどれくらい?」
「猫の食事 タイミングはどう決めればいい?」
といった疑問を持つ方がとても多いです。
特に、食事回数を増やしたほうが良いのか、それとも決められた回数のほうがよいのかは、猫の健康に直結するため迷いやすいポイントです。
この記事では、猫の食事回数をどう考えるべきかを中心に、猫にとって理想的な食事量や食事タイミング、そして年齢に合わせた最適な食事回数まで、実体験も基に初めて猫を迎える方でも理解しやすいようにまとめています。
あなたの猫に合った食事スタイルを見つけるための参考にしてみてください。
- 猫が少量を複数回食べる習性を持つ理由がわかる
- 食事回数を増やすメリットと空腹によるストレスの仕組みが理解できる
- 年齢別に適した猫の食事回数・食事量・食事タイミングが把握できる
- 食事管理で避けるべき点(置き餌など)と規則正しい食事の与え方がわかる
ヒロ食事の頻度については迷いやすいポイント。猫の体質を理解した上で食事回数を決めていこう!



人間と猫は体の仕組みが違うから食事の回数も変わってくるニャー。
猫の食事の回数は年齢によって変わる!?猫の食事スタイルについて


猫は、そもそも「一度にたくさん食べる」よりも「少しずつ何度も食べる」ほうが体に合っている動物です。
これは、野生時代に小さな獲物を1日に何度も捕まえて食べていた名残によるものです。
このような背景を理解しておくと、年齢に応じて食事回数を変える必要性や、食事管理の考え方がぐっと分かりやすくなります。
ここでは、まず猫本来の食事スタイルについて整理し、回数を分けた方がよい理由を解説します。
猫の食事スタイルの特徴
猫は「少量を複数回」に分けて食べる習性があります。これは、体のつくりにも深く関係しています。
● 小さな獲物を何度も食べる習性がある
猫はネズミや小鳥のような小さい獲物を1日に10回以上捕まえることもあり、少量ずつ食べる生活をしていました。そのため、大量を一度に食べる体の構造ではありません。
● 胃が大きくないため、一度に食べられる量が少ない
猫の胃は、犬に比べて容量があまり大きくありません。一度に食べすぎると吐き戻しやすくなるのは、この構造が理由のひとつです。
● 鮮度の高い食べ物を好む
長時間置かれたフードは風味が落ち、猫の食が進まなくなります。少量をこまめに食べるスタイルは「新鮮な食べ物を好む」という特徴にも合っています。
このように、猫は「少しずつ食べるスタイル」が自然であり、体にも負担が少ない食べ方になります。
空腹はストレスになる
猫にとって、空腹はただ「お腹がすいた」という不快感にとどまりません。強いストレスにつながり、体調の乱れを引き起こす要因にもなります。
● 空腹時間が長いとストレスがたまる
猫は空腹を感じる時間が長くなると、不安を感じやすくなります。
・鳴き続ける
・そわそわ落ち着かない
・催促が激しくなる
といった行動につながることもあります。
● 胃液の嘔吐を引き起こしやすい
空腹時間が長くなると胃液だけを吐いてしまう「胃液嘔吐」が起きやすくなります。特に、朝起きたときに黄色い液体を吐く場合は、前夜から朝までの間隔が開きすぎている可能性があります。
● ストレスがさらなる健康トラブルの原因になる
猫はストレスに弱い動物です。空腹によるストレスが続くと、
・食欲不振
・下痢
・攻撃的になる
など、別の問題行動につながる恐れもあります。
このように、空腹を長く続けないようにすることは、猫の心身の健康を守るうえで非常に重要です。



猫はこまめに食事をした方がストレスをあまり感じずに生活できそうだね。



一気に食べるより少しずつ食べる方が好きだニャー。
猫の食事の回数の目安


猫の食事回数は、年齢や体調によって最適な回数が変わります。ここでは、初めて猫を迎える人でもすぐに理解できるように、ライフステージごとの回数を整理してご紹介します。
まずは、年齢別の基本的な食事回数を表でまとめます。(あくまでも目安です)
| ライフステージ | 食事回数の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 子猫(〜12か月) | 1日4〜5回以上 | 成長が早く、胃が小さい |
| 成猫(1〜7歳) | 1日2〜3回以上 | 食事量が安定しやすい |
| 老猫(7歳以上) | 1日3〜4回以上 | 消化負担が大きくなる |
この目安をもとに、それぞれのステージで必要な食事回数の理由を詳しく見ていきます。
子猫はこまめな回数が必須
子猫はとにかく成長スピードが早く、エネルギー消費も多い時期です。一方で、胃がまだ小さいため、一度にたくさんは食べられません。そのため 1日4〜5回以上 の細かい食事が必要になります。
例えば、朝・昼・夕方・夜の4回に加え、体が小さい月齢であれば深夜にもう1回増やす方法もあります。こうすれば、急な空腹を防ぎ、低血糖などのリスクも軽減できます。
成猫は生活リズムに合わせて回数を決められる
1歳を過ぎて成猫になると、体の成長が落ち着き、食べられる量も安定します。このため 1日2〜3回以上 が基本です。
多くは朝と夕方の2回に分けて与える形が一般的ですが、催促が多い猫や早食いが気になる猫の場合は、3回に分けると落ち着いて食べやすくなります。あなたの生活スタイルにも合わせやすい時期です。
老猫は体に負担をかけない工夫が必要
高齢期に入ると、胃腸の動きがゆっくりになり、一度に食べられる量が少なくなります。このため 1日3〜4回以上 に分けると体の負担を減らせます。
特に、食べ残しが増えたり、少しずつ食べる癖が出てきた猫は、細かく分けた方がしっかり栄養を摂取できます。高齢猫は体調の変化も読み取りやすいので、食事回数を増やすことで健康管理にもつながります。
食事回数は「猫の個性」に合わせて調整する
表の回数はあくまで基本の目安であり、最終的には猫の食べ方・性格・体質に合わせて調整することが大切です。
例えば、食事の催促が多い猫は少量で回数を増やす方法が合っているかもしれません。一方、1回でしっかり食べる猫は一般的な2回や3回でも問題ありません。
このように考えると、猫の食べる様子を観察しながら、無理のない回数に調整してあげることが最適な食事管理へとつながります。



ちなみに愛猫のこすずは成猫ですが、5回ぐらいに分けてこまめに食事しております。少ない量をこまめに食べる方が性に合っているみたいです。



食事回数は猫によって変わるけど、一度にたくさんよりはこまめに回数を分ける方が嬉しい猫が意外と多いニャー。
猫の食事の回数を決める前の注意点


猫の食事回数を決めるときは、いくつか大切なポイントを事前に確認する必要があります。ここでは、回数を決める前に必ず押さえておきたい基本的な注意点をまとめます。
1日の適切な食事量を把握する
食事回数を決める前に、まず「猫が1日に必要とする食事量」を理解することが欠かせません。ここが曖昧なままだと、回数だけを増やしてしまい、結果的に肥満を招いたり、逆に栄養不足になる可能性があります。
食事量を簡単に把握する方法としてキャットフードのパッケージに表記されている給与量が指標になります。そのうえで、食事回数に応じて分割し、過不足がないよう調整していきます。
猫の体質・運動量も必ず考慮する
猫は見た目が似ていても、体質や活動量は大きく異なります。よく走り回る猫と、ゆったり過ごす猫では必要なエネルギー量に差があります。
例えば、運動量が多い猫なら食事回数をやや多めにしても問題ありませんが、太りやすい猫は量の管理に重点を置く必要があります。こうした個性を理解しながら回数を調整することが大切です。
持病や体調の変化がある場合は獣医師に相談する
猫が特定の病気を抱えている場合や、最近食欲の変化がある場合には、必ず獣医師に相談することが重要です。
例えば、腎臓病や糖尿病、消化器の不調がある猫は、一般の猫とは違った食事回数・タイミングを求められることがあります。自己判断で回数を変えてしまうと体調を悪化させるリスクがあるため、慎重な対応が必要です。



猫が食事を欲しがるとつい与えすぎちゃうけど、それだと肥満につながっちゃうから。しっかり一日の食事量を決めた上で与えることが大切だね!



食事は好きだけど、食べ過ぎて病気になる方が嫌だニャー。
猫の食事の適切な時間・タイミング


猫に食事を与えるタイミングは、生活リズムや健康状態に大きく関わります。適切な時間帯を意識することで、猫のストレスを軽減し、嘔吐や消化不良のリスクも抑えられます。
ここでは、猫の習性と飼い主の暮らしの両面から、最適な食事タイミングを解説します。
朝と夕方が基本の時間帯になる理由
猫は明け方と夕暮れに活動が活発になる「薄明薄暮性」の動物です。この特性を踏まえると、朝と夕方に食事を与えると自然なリズムで過ごしやすくなります。
例えば、食事回数が2回の場合
・朝7時
・夕方19時
のように間隔を空けると、空腹の偏りを防ぎ、健康的なリズムが整います。
飼い主の生活リズムに合わせて調整する
猫の習性を理解しつつ、飼い主が無理なく続けられる時間帯に設定することもとても重要です。
例えば、
・6〜8時の間に朝食
・18〜20時の間に夕食
のように、大きくずれない範囲であれば、生活スタイルに合わせて柔軟に調整できます。
猫は規則正しいパターンに慣れやすい性質を持つため、毎日大きく時間が変わらないことが重要です。
食事の間隔はできるだけ均等に整える
食事と食事の間隔が大きく偏ると、猫は空腹によるストレスを感じやすくなります。できるだけ均等になるように時間を決めてあげると、体への負担が減り、嘔吐のリスクも抑えられます。
例えば、
・1日2回 → 朝7時、夕方19時
・1日3回 → 朝7時、昼15時、夜23時
など、可能な範囲で整えたリズムを保つことがポイントです。



猫の習性を意識して食事の時間を決めよう!



朝と晩は必ず食事ほしいニャー。
置き餌はよいのか?


置き餌は一見すると猫にとって自由でストレスの少ない方法に思えますが、健康管理の面では注意点が多く、私は基本的にはおすすめできません。
猫の食事量を正しく把握できず、肥満や体調の異変を見逃しやすくなるためです。ここでは、置き餌のメリットも触れながら、避けた方がよい理由を丁寧に解説します。
置き餌のメリットは「自由に食べられる」こと
置き餌には、猫の習性に合った側面もあります。
猫が好きなタイミングで食べられる
猫は本来、少しずつ何度も食べる動物です。そのため、自分のペースで食べられる点は置き餌の良いところです。
空腹時間を短くできる
長い空腹はストレスや嘔吐の原因になるため、少量ずつ食べられる置き餌はその問題を軽減することがあります。
しかし、このメリット以上に、健康管理の難しさやリスクの大きさが目立ちます。
置き餌を避けたほうがよい理由
置き餌は便利に見えますが、実際にはデメリットの方が多く、継続すると猫の健康を損なう可能性があります。
食事量の管理ができない
置き餌では「今日どれだけ食べたか」が分かりません。
例えば、
・食欲が落ちた(病気のサイン)
・いつもより食べすぎている
といった変化に気づくのが遅れます。
健康管理の基本は「食べる量が把握できること」なので、この点は大きなデメリットです。
フードが傷みやすく衛生的に良くない
置き餌は時間が経つほど風味が落ち、湿気を吸って劣化していきます。特に夏場は腐敗や虫の発生リスクも高まり、猫が体調不良を起こす原因になります。
ウェットフードはさらに傷みやすく、置き餌には不向きです。
食べすぎて肥満につながる
置き餌で自由に食べられる環境だと、必要以上に口にしてしまう猫もいます。肥満は、
・関節への負担
・糖尿病
・心臓病
など、多くの病気のリスクを高めます。
特に食欲が強い猫には置き餌は適していません。
規則正しく食事を与えることが最も管理しやすい
置き餌のメリットはあるものの、猫の健康を考えると 「決まった時間に決まった量を与える」ほうが圧倒的に管理しやすい方法 です。
その理由は以下のとおりです。
・食事量を正確に把握できる
・体調の変化に気づきやすい
・肥満を防ぎやすい
・フードの鮮度を保てる
・生活リズムが整う
例えば、朝と夕方の2回に分けて与えれば、猫も次のごはんのタイミングを予測しやすくなり、余計なストレスを感じずに生活できます。
このように、置き餌は便利に見えても、健康リスクを考えると継続的に行うのはおすすめできません。規則正しく、管理された食事スタイルのほうが猫にとって安全で安心な方法 といえます。



置き餌は飼い主にとっては楽かもしれないけど、猫にとっては後々ストレスになるので、個人的にはおすすめしません。



やはり規則正しい食事生活が一番健康に良いニャー。
猫に規則正しく食事を与える方法


猫の健康を守るためには、「決まった時間に、決まった量のごはんを与えること」がとても重要です。しかし、日常生活の中では、仕事や外出で時間がずれてしまうこともあります。
ここでは、無理なく規則正しい食事管理を続けるための具体的な方法をご紹介します。
自動給餌器の活用
自動給餌器は、決まった時間に決まった量のフードを出してくれる便利なアイテムです。忙しい飼い主でも安定した食事リズムを保ちやすく、猫にとっても安心できる環境を作れます。
こんな場面で役に立つ
・帰宅時間が日によって変わる
・朝早く家を出る
・猫が早朝にごはんを催促してくる
例えば、朝7時・夕方19時のようにあらかじめ時間をセットしておけば、飼い主が不在でも同じタイミングで食事が提供されます。最近はスマホで量や時間を調整できる機種もあり、外出先からでも管理ができて便利です。
実際に我が家でも自動給餌器を活用して決まった時間に食事をあたえております。自動給餌器はネットでも購入できるので、ぜひ色々見てみてください。
家族や友人にお願いする
どうしても自分では決まった時間に食事を出せない日がある場合、信頼できる家族や友人に協力してもらう方法もあります。短い時間だけでも、正しい分量のごはんを与えてもらえれば、猫の生活リズムを整えることができます。
お願いするときのポイント
・フードの量をあらかじめ計っておく
・「何時に与えてほしいか」を明確に伝える
・普段の食べる様子や注意点を共有しておく
誰かに頼ることで、猫のストレスや空腹の時間を減らすことができ、万が一のときにも安心です。
ペットシッターさんにお願いする
旅行・出張・入院などで長期間家を空ける場合には、プロのペットシッターに依頼する方法が有効です。猫は縄張りを大切にする動物なので、自宅に来てもらってお世話してもらえるのは大きなメリットです。
ペットシッターを利用するメリット
・決まった時間にごはんを与えてもらえる
・猫の生活環境が変わらない
・トイレ掃除や軽い見守りもしてもらえる場合が多い
ただし、初めて利用する場合は事前打ち合わせが必要です。猫の性格や食事量、注意点を伝えておくことで、より安心して任せることができます。
規則正しい食事管理は、猫の健康維持に欠かせません。生活スタイルに合わせて、無理なく続けられる方法を選び、猫が安心して過ごせる環境を整えていきましょう。
首都圏であれば、ケアペッツという動物看護士の方々が対応していただけるペットシッターが個人的におすすめです。



自動給餌器は決まった時間に食事を出してくれるので愛用しております!



自動給餌器から出てくる食事がいつも楽しみだニャー。
猫の食事回数を変える場合の流れ


猫の食事回数を変更するときは、できるだけストレスを与えず、スムーズに切り替えていくことが大切です。猫は環境の変化に敏感なため、急に食事のタイミングや回数を変えると不安や混乱につながることがあります。
ここでは、初めての方でも実践しやすい「食事回数を変える手順」をわかりやすく説明します。
少しずつ回数を調整していく
猫は「突然の変化」に弱い動物です。そのため、新しい食事回数にしたい場合でも、いきなり変更せず段階的に調整していきます。
例えば、
・1日3回 → 1日2回に減らす場合
初日は昼の量を少し減らし、別の日にさらに少し減らすようにします。最終的に昼の食事をなくすまで、数日〜1週間ほどかけるとスムーズです。
逆に、回数を増やす場合も同じです。食事の量を分けて調整しながら、新しいリズムに慣らしていきます。
猫の反応をよく観察する
新しい食事回数に変える際は、猫の様子を丁寧にチェックすることが欠かせません。
観察ポイントの例
・食欲が落ちていないか
・催促が増えていないか
・嘔吐や下痢がないか
・落ち着かない様子がないか
少しでも負担が大きそうな反応が見られた場合は、変更ペースをゆるめるか一度元の回数に戻す判断が必要です。
回数変更に合わせて「1日の総量」を管理する
食事回数を変えるときは、1日の食事量が変わってしまわないよう注意します。回数を増やしても減らしても、猫に必要なカロリーは同じなので、トータル量を守ることが重要です。
例えば、1日60gのフードを食べる猫の場合
・2回 → 30g × 2
・3回 → 20g × 3
のように、回数に合わせてきれいに分けることで、栄養バランスを崩さずに調整できます。
新しい食事リズムに慣れるまで焦らない
猫が新しい食事回数に慣れるまでには時間がかかります。特に、子猫から成猫の回数へ移行する場合や、老猫で少量頻回に切り替える場合は、より慎重に進める必要があります。
たとえ一時的に戸惑う姿が見られても、ゆっくり時間をかけることで負担を最小限にできます。猫のペースに合わせて調整することが、大きなストレスを避けるポイントです。
食事回数を変えるときは、少しずつ段階を踏みながら、猫の様子をよく観察し、1日の総量を守りながら進めることが大切です。生活に無理のない方法を選ぶことで、猫も飼い主も安心して過ごしやすくなります。



猫は変化に弱い動物であることを理解した上で、もし食事回数を変える場合は少しずつ変えていきましょう!



変化はあまり得意ではないニャー。少しずつ鳴らしてほしいニャー。
おすすめのキャットフード


猫の食事回数や食べ方を整えるためには、フード選びもとても重要です。適切な栄養バランスのフードを選べば、少量でもしっかり必要な栄養を補えるため、食事管理がぐっとしやすくなります。
ここでは、初めてフード選びをする方でも迷わないよう、選び方のポイントとタイプ別のおすすめ例をご紹介します。
総合栄養食を選ぶのが基本
キャットフードを選ぶときは、まず「総合栄養食」と書かれたものを選ぶことが大切です。これは、猫が必要とする栄養をバランスよく含んでいるフードで、毎日の主食として安心して使えます。
例えば、
・たんぱく質がしっかり入っている
・脂質やミネラルのバランスが整っている
など、猫の健康維持に欠かせない成分が配合されています。
おやつや一般食は栄養が偏りやすいため、主食としては使わないように気をつけましょう。
個人的にオススメなのは、virbacのペットフードです!高たんぱく室で低炭水化物の総合栄養食で愛猫は飽きずに食べております。


ドライフードのメリット
ドライフードは扱いやすく、食事量の管理がしやすいという利点があります。
ドライフードが向いている理由
・長時間置いても傷みにくい
・1粒のカロリーが安定しているため量を調整しやすい
・歯に適度な刺激があり、噛む練習になる
また、グラム単位で計量しやすいため、食事回数を変えるときにも使いやすいタイプです。
ウェットフードのメリット
ウェットフードは水分が多く、香りも強いため食いつきが良いという特徴があります。
ウェットが向いている理由
・水分補給を兼ねられる
・食が細い猫でも食べやすい
・高齢猫や子猫にも向いている
ただし、傷みやすいため置き餌には向きません。食べ残しが出ない量を与えることが大切です。
年齢に合ったフードを選ぶ
フードには「子猫用」「成猫用」「シニア用」など、年齢別に対応したタイプがあります。ライフステージによって必要な栄養量が異なるため、年齢に沿ったフードを選ぶことで健康を保ちやすくなります。
例えば、
・子猫用 → 高エネルギーで成長をサポート
・成猫用 → 体重管理をしやすい栄養バランス
・シニア用 → 消化しやすい配合で負担を軽減
といった違いがあります。
特別なケアが必要な猫は療法食も検討する
持病がある猫や体質的に気をつけたい点がある場合は、動物病院で「療法食」の指示を受けることもあります。
例えば、
・腎臓ケアフード
・体重管理フード
・アレルギー対応フード
などが挙げられます。これらは目的に合わせて設計されているため、自己判断で与えるのではなく獣医師と相談しながら選ぶことが大切です。
猫に合ったフードを選ぶことは、食事回数を整えることと同じくらい重要です。ライフステージや体質に合わせて、無理なく続けられるフードを選んであげましょう。



ペットフードはまずは総合栄養食と記載されたものを選ぶのがオススメです!



しっかり栄養をとって健康でいたいニャー。
猫の食事回数についてのまとめ
猫は本来、少量を何度も食べる習性があるため、年齢や体質に合わせた食事回数の管理が欠かせません。空腹の時間が長くなるとストレスや嘔吐につながるため、適切な回数と時間で食事を整えることが大切です。
また、置き餌は便利な一方で健康管理が難しくなるため、なるべく避けて規則正しい食事スタイルを意識しましょう。あなたの暮らしに合った方法を取り入れながら、猫が安心して食べられる環境を整えてあげてください。




