こんにちは。ヒロです。
「猫が一番好きな食べ物」は何だろう?と気になる飼い主さんは多いのではないでしょうか。猫は肉食動物であり、香りの強い食べ物を好む傾向がありますが、すべての食材が安全というわけではありません。
この記事では、猫が好むおすすめの食べ物から、健康を守るために知っておきたい与えてはいけない食べ物までをわかりやすく解説します。
初めて猫を飼う方にも安心して参考にできる内容となっていますので、愛猫にとって本当に安全でおいしい食事を選ぶためのヒントにしてください。
- 猫が一番好きな代表的な食べ物とその特徴がわかる
- 猫におすすめの安全で健康的な食べ物が理解できる
- 猫に与えてはいけない危険な食材を把握できる
- 愛猫の健康を守るための正しい食事選びのポイントがわかる
ヒロ猫がどんな食べ物が好きなのか知っておくことは今後の猫の食事の参考になりそうだね!



好きな子の好きな食べ物は知っておくのと同じく、愛猫の好きな食べ物は把握しておくのも大切だニャー。
猫が好きな代表的な食べ物3選
猫は肉食動物のため、たんぱく質が豊富で香りの強い食べ物を好む傾向があります。ここでは、特に多くの猫が好む代表的な食べ物を3つ紹介します。
どれも家庭で見かけることの多い身近な食材ですが、与えるときには安全な調理方法にも注意が必要です。
鶏のささみ


猫にとって鶏のささみは、消化しやすく低脂肪で人気の高い食材です。アミノ酸が豊富に含まれており、筋肉や被毛の健康を保つのに役立ちます。
与える際は必ず加熱し、塩や油などの味付けをせずに茹でてから小さくほぐしてあげましょう。ささみはヘルシーな食材ですが、与えすぎると栄養が偏るため、トッピングやおやつとして少量にとどめることが大切です。
かつおぶし


香りの強いかつおぶしは、猫が我を忘れるほど喜ぶ食べ物として知られています。たんぱく質のほか、ビタミンやミネラルも豊富で、食欲が落ちているときのトッピングにも最適です。
ただし、人間用のかつおぶしは塩分が多く、尿路結石などの原因になるおそれがあります。猫用に加工された無塩タイプを選び、ひとつまみ程度の量に抑えましょう。
煮干し


煮干しにはカルシウムやタウリンが含まれており、骨や目の健康維持に役立ちます。噛みごたえがあり、猫の嗜好を刺激する香ばしさも人気の理由です。
ただし、煮干しもかつおぶしと同様にミネラルが多いため、与えすぎると尿路系の病気を引き起こすリスクがあります。猫用の煮干しを1日に1~2本ほど、特別なおやつとしてあげると良いでしょう。



鶏!と聞くとびっくりする方もいるけど、実は猫は肉食動物だからお肉系は結構好きだったりするんだよね。



サザエさんのたまちゃんの影響で魚好きだと思われているけど、実は肉も好きだニャー。
猫にオススメの食べ物
先ほど、猫が好む代表的な食べ物をお伝えしましたが、実際に「健康を守りながら安心して与えられる食べ物」を選ぶことも大切です。
安全と健康を考えた場合、猫にとって最も安心できる食べ物は「総合栄養食のキャットフード」と「猫専用のおやつ(チュールなど)」です。どちらも猫の体に必要な栄養バランスが考えられて作られており、毎日の食事としても、おやつとしても安心して与えることができます。
ここでは、それぞれの特徴や選び方のポイントを詳しく紹介します。
総合栄養食のキャットフード


総合栄養食のキャットフードは、猫が健康に生きていくために必要な栄養をすべて含んでいる主食用フードです。水と一緒に与えるだけで、猫が1日に必要とするエネルギー・たんぱく質・ビタミン・ミネラルをしっかりと摂取できます。
市販されているキャットフードの中には、「総合栄養食」「間食」「一般食」などの表記がありますが、主食として与える場合は必ず「総合栄養食」と書かれたものを選びましょう。
一般食は味を重視して作られており、栄養バランスが偏りやすいため、メインではなくトッピングとして使うのが理想です。
また、キャットフードにはドライタイプとウェットタイプがあります。ドライタイプは歯石の予防に役立ち、保存がしやすいのが特徴です。
一方、ウェットタイプは水分が多く、香りが強いため、食欲が落ちたときにおすすめです。猫の年齢や体調に合わせて使い分けると良いでしょう。
チュールなどの猫用おやつ


チュールのようなペースト状のおやつは、猫の嗜好性が非常に高く、多くの猫が夢中になります。
与えるときはスプーンや手から直接あげることができ、猫とのコミュニケーションにも役立ちます。特に、警戒心の強い猫や投薬に苦労している場合にも、チュールを利用することでストレスを減らせることがあります。
ただし、チュールなどのおやつは「間食」扱いであり、主食の代わりにはなりません。安全と健康を考えた場合、与える量は1日1~2本を目安にし、あくまでご褒美やスキンシップの時間として活用するのがおすすめです。
塩分やカロリーが少ないタイプ、健康ケア用(毛玉対策・腎臓ケアなど)のチュールを選ぶと、より安心して与えられます。



やっぱり安心なのは総合栄養食のペットフードだよね!健康体でいてほしいから、基本はペットフードを与えていきたいな。



なんだかんだペットフードが栄養満点で好きだニャー。チュールも時々頼むニャー。
猫に与えてはいけない食べ物
猫の体は人間とは違う仕組みを持っており、私たちが普通に食べているものでも、猫にとっては危険な食べ物が多くあります。少量でも中毒を起こす場合があるため、「少しだけなら大丈夫」という考えはとても危険です。
ここでは、猫に絶対に与えてはいけない代表的な食べ物を紹介します。猫に与えてはいけない食べ物については下記のブログも参考にしてみてください。


ネギ類(玉ねぎ・長ねぎ・にんにく・ニラ)


ネギ類は猫にとって「最も危険な食べ物のひとつ」です。
理由は、ネギ類に含まれる「有機チオ硫酸化合物」という成分が猫の赤血球を壊してしまうためです。
例えば、スープやハンバーグなどに少量入っているだけでも中毒を起こす可能性があります。
症状としては、食欲が落ちる、嘔吐する、息が荒くなる、歯ぐきが白っぽくなる(貧血)などが見られます。加熱しても毒は消えないため、調理済みの食べ物にも注意が必要です。
チョコレートやカフェインを含む食品


チョコレートやコーヒー、紅茶などには「テオブロミン」や「カフェイン」といった成分が含まれています。
これらは猫の神経や心臓に強い刺激を与え、興奮、けいれん、呼吸の乱れ、最悪の場合は命に関わる危険性があります。
特にビターチョコレートやカカオ含有量の多い製品は毒性が高いため、絶対に与えてはいけません。
アボカド


アボカドには「ペルシン」という成分が含まれています。
摂取すると、下痢や嘔吐、呼吸が苦しくなるなどの中毒症状を起こすことがあります。
果肉だけでなく、葉や種にも含まれているため、家庭でアボカドを調理する際は猫が近づかないようにしましょう。
ブドウ・レーズン


ブドウやレーズンは、少量でも猫の腎臓に深刻なダメージを与える可能性があります。
原因となる物質は特定されていませんが、摂取後に嘔吐や下痢を繰り返したり、水を大量に飲むなどの症状が出た場合は、すぐに動物病院に連れて行く必要があります。特にお菓子やパンなど、加工食品にレーズンが入っていることもあるため注意が必要です。
生の魚介類や貝類


生のエビ、イカ、カニ、タコなどには「チアミナーゼ」という酵素が含まれています。これは体に必要なビタミンB1を壊してしまうため、食べると歩行がふらついたり、けいれんを起こしたりすることがあります。
加熱すれば問題ないこともありますが、消化に悪いため、あえて与える必要はありません。また、アワビやサザエなどの貝類は「光線過敏症」を引き起こす物質が含まれているため、こちらも避けるべき食材です。
生肉や生卵


生肉にはサルモネラ菌や大腸菌、寄生虫が付着していることがあります。猫が食べると嘔吐や下痢、発熱などを起こすことがあり、人にも感染する危険があります。
また、生卵の白身には「アビジン」という成分が含まれ、猫に必要な栄養素であるビオチン(皮膚や被毛を健康に保つ働きがある)を壊してしまいます。
ナッツ類やキシリトール入り食品


ナッツ類は脂質が多く、消化に悪いだけでなく、種類によっては中毒を起こすものもあります。マカダミアナッツやアーモンドは特に危険で、嘔吐やけいれんを引き起こす恐れがあります。
また、ガムやお菓子に含まれる「キシリトール」は少量でも血糖値を急激に下げ、低血糖や肝障害を起こすことがあります。人間用のお菓子は猫に与えないようにしましょう。
アルコールを含む飲み物や食品


アルコールは猫の体では分解できません。たとえ数滴でも体に回りやすく、嘔吐やふらつき、意識障害を引き起こします。誤ってなめてしまった場合でもすぐに動物病院を受診してください。
料理酒を使った食品、アルコール入りのスイーツ、除菌スプレーやハンドジェルなども同様に危険です。



僕と同じく猫も嫌いなもの、あげてはいけない食べ物たくさんあるから注意するニャー。



あなたも嫌いな食べ物を食べないようにしているんだから、こすずの嫌いな食べ物やあげてはいけない食べ物は必ず把握して、ださないようにするニャー。
猫の代表的な食べ物についてのまとめ
本記事は以上です。猫が一番好きな食べ物は、香りが強くたんぱく質を多く含む鶏のささみやかつおぶし、煮干しなどが代表的です。安全と健康を考えるなら、総合栄養食のキャットフードや猫専用のおやつを基本にするのが安心です。
反対に、ネギ類やチョコレート、アボカドなど「猫に与えてはいけない食べ物」も多いため、日常の食事管理には十分注意しましょう。







